氷濤まつりが閉幕 来場者は17万4000人、新型肺炎感染拡大の影響で大幅減

氷濤まつりが閉幕 来場者は17万4000人、新型肺炎感染拡大の影響で大幅減
新型コロナウイルスの影響で入場者数が大幅に減少した氷濤まつり

 今月16日に閉幕した2020千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)の来場者が、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で前年比8万6000人減の17万4000人と大幅に落ち込んだことが分かった。開催期間の終盤に気温が上昇し、氷像が解けたことなども影響した。

 氷濤まつりは湖畔の特設会場に大小約30基の氷像が並ぶ、北海道の冬を代表する催しの一つ。今年は中華圏の旧正月「春節」(25日)の休暇期間とまつり期間が重なり、地元関係者が中国人を中心とするインバウンド(訪日外国人旅行者)の来場を期待していた。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で中国政府が1月27日に団体旅行などへの渡航制限を講じたことで、道内の各観光拠点の入り込みが激減。まつり会場の駐車場では、団体旅行のバス利用台数が平年の200台減となる約800台に落ち込んだ。

 実行委によると、国内でも出控え傾向が進んでいるため、日本人観光客も減少。まつり終盤には数日にわたって気温が上昇し、複数の氷像が解けたことも影響したと分析している。

 札幌出入国在留管理局がまとめた、春節期間中に新千歳空港を利用して出入国した中国人は、前年同期比32・5%減の1万2900人(速報値)となっている。

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