苫小牧署は20日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、セブンイレブン苫小牧新開町4丁目店のパート従業員、佐々木幸世さん(46)と店長の小野ユミさん(44)に感謝状を贈った。同店を訪れた20代女性が多額のプリペイドカードを購入したことに違和感を感じ110番通報し、詐欺と見抜いた。2人は「これからも地域の役に立てるような店づくりをしたい」と話している。
同署によると、女性は1月30日、動画サイトを閲覧中に会員登録の表示が出たため、画面上の番号に電話したところ、プリペイドカードで費用を支払うよう要求された。
女性は同店で約40万円分のカードを購入したが、異なる種類だったため払い戻しを要望。対応した佐々木さんが不審に思い、女性に尋ねたところ旅行代金の支払い用と話したため、店長の小野さんに電話で相談し110番通報した。佐々木さんは警察が到着するまで女性の背中をさするなど気遣ったという。
表彰式で酒井智雄署長は「機転を利かせて通報していただいた」と被害の未然防止に感謝。佐々木さんは「店員として詐欺を未然に防ぐ対応が必要」と述べ、小野さんは「お客さまの大切な財産を守れたことを誇りに思う」と笑顔で話した。
同署は特殊詐欺の被害を防ぐため「お金を送る、手渡す、振り込む前に警察に相談を」と呼び掛けている。
















