時代を映す ひな人形 仙台藩白老元陣屋資料館で展示─来月3日まで

時代を映す ひな人形 仙台藩白老元陣屋資料館で展示─来月3日まで
各時代の華やかなひな人形がずらりと並ぶ

 白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で「麗しの雛(ひな)人形展」が3月3日まで開かれている。

 桃の節句(3月3日)にちなんだイベント。同資料館の収蔵品や、町内在住のコレクター長谷川毅さん(59)から借り受けた段飾りなど27セット306体のひな人形を館内に展示している。

 会場には明治から大正期の3段飾り、戦中戦後の物資不足の時代に作られた土製ひな人形や掛け軸、昭和の高度成長期の豪華な7段飾りや御殿飾り、平成のコンパクトな内裏びななど、各時代の世相を反映したひな人形がずらり。訪れる人たちは華やかな圧巻の光景を楽しんでいる。

 同資料館は関連行事として3月1日に「お雛さま会」を催す。手のひらに乗る小さなひな人形の制作体験、桃の節句にちなんだ絵本の読み聞かせといったプログラムを用意。甘酒や桜餅、ひなあられも振る舞う。開催時間は午後1時から4時で、参加費は中学生以上200円、小学生と幼児は無料。定員20人。

 申し込みは同資料館 電話0144(85)2666。

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