新型肺炎 マスク品薄、代用品活用を

新型肺炎 マスク品薄、代用品活用を

 新型コロナウイルスの感染が道内でも拡大する中で、依然としてマスク不足が続いている。苫小牧市内ではメーカーの生産が追いつかずにドラッグストアなどで入荷数が限られ、入荷量も少ない状態が続く。厚生労働省などは風邪や感染症の疑いがある人への供給が重要とし、買い占めを控えるほか、代用品や小まめな手洗いなどで予防するよう呼び掛けている。

 市内西部のドラッグストアでは通常、週3回のペースで箱入りや袋入りのマスクが入荷していたが、現在は週1回に30枚入りパック2~3箱にとどまる。別のドラッグストアは、今月初めからマスクを求めて開店前から並ぶ人が増えているといい、電話や店頭でも「1日数十件の問い合わせがある」と語る。

 若草町の接客業川崎なつ美さん(30)は仕事以外の外出を控えるほか、「毎日3食をきちんと取って体調を維持するよう心掛けている」と話す。

 就学前の2人の子どもがいる春日町の半澤千夏さん(42)は「スケートまつりなどイベント参加は控えている。子どもたちも我慢している。早く収束してほしい」と述べた。

 日本製紙連合会の矢嶋進会長(王子ホールディングス会長)は今月20日の記者会見で、マスク生産の見通しについて「増産体制が追いつかず当面は品薄状態が続く」と業界動向を説明。菅義偉官房長官は21日の閣議後の会見で「来月から月産6億枚の規模で供給力拡大を図るべく、増産を働き掛ける」と語っている。

 厚労省や経済産業省、消費者庁はマスクの品薄を受け、新型コロナウイルス対策に関してガーゼマスクやタオルなどによる代用やうがい、手洗いの徹底を呼び掛け。感染の疑いがあるなど必要な人にマスクが届くよう協力を呼び掛けている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る