2020年東京五輪で北海道実行委員会枠分の聖火ランナーに選ばれた、公益財団法人アイヌ民族文化財団の山道ヒビキさん(30)=白老町在住=が、今年4月に開設する民族共生象徴空間(ウポポイ)でインタビュー取材に答え、ランナーへの思いを語った。
平取町二風谷生まれの山道さんは母親がアイヌ民族で、幼い頃から踊りや歌、木彫りなどに触れてきた。22歳の時、アイヌ文化を学ぶ3年間の伝承者育成事業プログラムに参加。現在はウポポイの運営団体に所属し、舞踊グループリーダーとして若手を育成している。
ランナーに選ばれたのは昨年11月。同実行委から所属団体に依頼があり、「びっくりした。すごく緊張しているが、自分たちの思いを人にバトンタッチしていくことを考えると楽しみな気持ちが大きくなってきた」と思いを語る。
小さい頃から山登りはしていた。スポーツ経験はそれほどないというが「踊りを毎日しているので体力には自信がある」と意気込みは大きい。
聖火リレーは世界各地に中継され、ウポポイのPRにもつながる大切な機会になる。アイヌ民族やウポポイの職員として「聖火はいろいろな人の思いを受け止め、次の人へバトンタッチしていくもの。アイヌ文化の伝承も聖火と重なる部分がある。アイヌの文化を少しでも世界の人に知ってもらうように頑張って走りたい」と笑顔を見せた。
















