苫小牧市は2020年度、空き家解体補助制度の予算額を19年度から50万円引き上げ、300万円に増額する。19年度に予算枠を上回る応募が市民から寄せられ、需要が高いと判断した。秋ごろに開催する個別相談会と併せ、老朽化で危険性が増す空き家の減少を後押ししたい考えだ。
19年度に創設した同制度は空き家状態の解消を目指し、解体工事費の2分の1を最高50万円まで助成する内容。全件で最高限度額が利用された場合の5件分に相当するが、市内外の所有者から13件の申し込みがあった。
20年度予算案では最高限度額で6件分になる。補助内容や前年所得額220万円以下、市税の滞納なしなど応募条件は同様となる見通し。6月ごろに公募する予定だ。
個別相談会も秋の開催を目指して企画中。司法書士や不動産業者といった有識者を招き、市民からの相談に専門的見地から答えてもらう。
担当する市民生活課は「初年度は多くの補助申請があり、空き家を解体したいが踏み切れないという市民のニーズが分かったため、予算を増額した」としている。
















