札幌市保健福祉局の矢野公一医務官は24日開かれた記者会見で、感染症指定医療機関の札幌市立病院の感染症病棟について、「(病院の)キャパシティを超える部分がある」と満床状態にあり、市内の複数の医療機関に新型コロナウイルスの感染者の入院受け入れを依頼していることを明らかにした。
市立札幌病院には外部に汚染の恐れがない感染症病棟が8床(1種2床、2種6床)ある。新型コロナウイルスの感染者が増えて病床が足りなくなった場合、現在非公表で外来を依頼している市内の病院でも入院できるようにする意向で、その際は、各病院で一般患者との接触がないようにするほか、空調設備なども分けて対応するという。
入院可能な病院数や新たな病床数は現在、非公開としている。医療機関の情報取り扱いはとりわけ慎重で同日、札幌市内で2人の新型コロナウイルスの感染が明らかになったが、患者の入院先については配布資料の中で「一切外部に汚染する恐れのない医療機関」とだけ表記している。
市内の感染者4人目までは、公表内容を「市立札幌病院」と病院名まで表記しており、報道陣が「市立札幌病院以外の病院なのか」と明確に答えるよう詰め寄る場面も見られた。
















