浦河小学生チーム「柊の華炎」 が「チームワークで優勝」  全道子どもかるた大会

浦河小学生チーム「柊の華炎」 が「チームワークで優勝」  全道子どもかるた大会
小学生の部で優勝した「柊の華炎」。左から川潟悠奈さん、杉山さん、木村君、永井君、川潟乃悠さん

 札幌市のホテルでこのほど開かれた「第23回北海道子どもかるた大会」小学生の部で、浦河町から出場した「柊の華炎(ひいらぎのかえん)」が優勝した。町内の小学生チームの優勝は14年ぶり3回目。

 「柊の華炎」は、杉山静音さん(浦河小6年)、木村風雅君(堺町小5年)、川潟悠奈さん(荻伏小6年)、永井智啓君(同)、川潟乃悠さん(同1年)の5人(試合は3人出場)で編成。小学生の部には各地から選抜された32チームが出場し、トーナメント戦で優勝を競った。

 浦河チームは、1回戦(旭川市・忠和ダイヤモンド)、2回戦(苫小牧市・緑龍の華)、3回戦(岩見沢市・百花繚乱 紅)、4回戦(稚内市・富岡の華)に勝ち、決勝戦へ進出。決勝の相手は、昨年12月に根室管内別海町で開かれた全道下の句歌留多交流会の決勝で対戦し、柊の華炎が負けた釧路管内鶴居村の「原野の飛躍」で、今回は見事にリベンジを果たした。

 同行した指導者らによると、「試合はすべて接戦だった」といい、最終戦まで緊迫した試合展開で、練習以上の結果が残せた大会だった。

 チームは20日、優勝カップを手に役場を訪れ、池田拓町長と浅野浩嗣教育長に結果を報告。選手たちは「大きな声を出し、チームワークで優勝できた」「力を合わせ頑張った」などと試合を振り返った。池田町長らは「今回チャンピオンになり、これからはみんなの目標になる。来年の大会も頑張ってほしい」と優勝をたたえ激励した。

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