苫小牧市木場町在住の会社員、前田健太さん(31)が26日午後7時から、市内王子町のエルキューブで一人芝居を上演する。すべてオリジナルの脚本で「見た人がまちの未来を考えるきっかけになれば」と話している。
上演作品のタイトルは「City Of SABERU」(シティオブサベル)。人口減少や産業の衰退がじわじわと進むまちを舞台に、IR(カジノを含むリゾート施設)誘致の候補地となって沸き起こる騒動を3人の登場人物を軸に描く内容だ。
前田さんは苫小牧出身。駒大苫小牧高校を卒業後、進学した東京都内の大学で演劇部に所属した。卒業後は都内でアルバイトをしながら俳優の養成学校に通い、演劇を勉強。2015年に都内劇場でイベントの一環として、オリジナル脚本の一人芝居を上演した。
17年に古里の苫小牧へUターン。東京にいた頃、古里の中心市街地が寂れていく様子を見て複雑な心境だったことを思い出し、昨年夏から苫小牧をモデルにした一人芝居の脚本作りをスタート。当時話題になっていたIRの要素を加え、昨年11月下旬に台本を完成させた。今年1月下旬に都内の劇場で上演。地方都市が置かれた現状を訴える内容に大きな反響があったという。
苫小牧で上演するのは初めて。前田さんは「何かを感じ取ってもらえるような演技をしたい」と語った。
チケットは前売り2500円(学生2000円)、当日3000円(同2500円)。ワンドリンク付き。
予約、問い合わせは前田さん 電子メールmaeken.oneman.show.info37@gmail.com
















