間もなく春の引っ越しシーズン 業者ら新型肺炎対策も 体調管理を意識

間もなく春の引っ越しシーズン 業者ら新型肺炎対策も 体調管理を意識
苫小牧市内で行われた引っ越し作業。今年は各社とも新型コロナウイルス対策を心掛けている

 間もなく迎える春の引っ越しシーズンに向け、苫小牧市内に事務所を構える業者が準備を進めている。例年3月と4月に集中するため、国や運送業者は分散化を呼び掛け中だ。一方、今年は市内でも新型コロナウイルスの感染者が確認されていることから、マスクの着用や消毒液の活用など例年以上に体調管理の徹底を意識している。

 国土交通省によると、大手6社が全国で受注した引っ越し件数は2018年4月が約25万件、19年3月は約28万件。繁忙期以外(18年5月~19年2月)の月平均約15万件と比べて2倍近くの多さだ。今年は3月20日から4月5日の期間で依頼が集中する見通しと予測。混雑時は人手不足などを背景に、希望日に合う業者が見つからないこともあるとして、経済団体などを通じて時期の分散化を呼び掛ける。

 苫小牧市内の状況をみると、赤帽北海道軽自動車運送協同組合苫小牧支部(新富町)は例年、3月中旬から4月中旬にかけて130件前後を受注。繁忙期は組合員18人が協力して市内や札幌市、釧路市、函館市など道内各地を回る。

 同支部の佐々木直人支部長は「新型コロナウイルスに感染しないよう、大勢の人がいる場所ではマスクを着用する組合員もいる」と話す。

 昨年7月、市内北栄町に苫小牧支社をオープンしたサカイ引越センターも受注ピークは3月末から4月上旬と見込む。支店では繁忙期対応に向けてドライバーを8人ほど確保。ウイルス感染対策として、作業中以外は社屋や外出先でマスク着用とアルコール消毒を徹底させているという。

 市内拓勇西町の萠運輸は例年、公務員が異動時期を迎える3月中旬の依頼が多いが、今月20日時点の見積もり依頼は数件程度。これから本番を迎えることから、ウイルス対策も念頭に置いてシーズンに入る考えだ。

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