道内全小中に休校要請 知事、教育現場での拡大懸念

道内全小中に休校要請 知事、教育現場での拡大懸念
道内の全小学校に休校を要請する考えを表明した鈴木知事(中央)=25日午後8時40分ごろ、道庁

 鈴木直道知事は25日夜、道庁で開いた北海道感染症危機管理対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染が道内の教育現場でも拡大し始めていることを踏まえ「休校も含めて検討していただくことが、私は必要ではないかと思う」と述べ、全道の学校に一律、休校を要請する考えを表明した。これを受け、道教委は26日、高校を除き道内の全小中学校を27日以降、一定期間、臨時休校とするよう各市町村教委に要請する方針。

 知事は「今、教員、児童生徒、学校関係者の中で相次いで陽性反応が出ている状況」とし、「保護者の皆さんや、そこで働く教職員の方々からさまざまな声が寄せられている」と説明。特に「保護者、家族からは不安の声が大変多く寄せられている」と述べた。

 こうした状況について「前例のない環境」と位置付け、「やはり一度、そうした不安をしっかり解消していく、新型コロナウイルスに対して正しい理解を児童生徒、先生方にも持っていただく」ことが重要と指摘。このためには全道の学校に「休校を含めた検討が必要」との認識を示した。

 知事は「各地域における教育長、自治体の考え方などもある思うが、私は知事として検討をするべきだと思う」と述べ、対策本部会議に出席した道教委の佐藤嘉大教育長に休校措置を取るよう指示した。

 道教委は、高校生については小中学生に比べ、感染予防策を徹底できると見て休校要請は見送る考え。知事は各市町村長に休校への協力を求め、小中学校の休校は各市町村教委が判断する。

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