電気工事西川組 充電電源装置を開発 胆振東部地震きっかけに考案

電気工事西川組 充電電源装置を開発 胆振東部地震きっかけに考案
電気工事西川組が開発した充電電源装置を持つ三浦営業部長(左)と西川営業係長

 苫小牧市弥生町の電気工事西川組(西川良雄社長)は、災害時に照明や通信設備を確保するための充電電源装置を開発した。太陽光パネルを活用してバッテリーに蓄電し、照明やスマートフォンの充電などに活用できる仕組み。非常時用電源として「一つあれば便利な商品」とアピールしている。

 開発のきっかけは、2018年の胆振東部地震で発生した大規模停電(ブラックアウト)。その教訓から非常用電源装置を自社で考案する機運が社内で高まり、同年11月に三浦大助営業部長と西川誠二営業係長を中心としたメンバーで開発が始まった。

 持ち運びが可能な大きさを想定し、付加機能をめぐって4人の社員で試行錯誤を重ね、既製品も流用しながら40ワットと18ワットの太陽光パネルを搭載した2タイプを昨年11月に完成させた。

 40ワットタイプ(税別6万5000円)は幅48センチ、奥行き25センチ、高さ18センチでスマートフォン7台の充電が可能。18ワットタイプ(同3万5000円)は幅38センチ、奥行き34センチ、高さ21センチで同5台に対応する。重さはいずれも約10キロと当初のコンセプトに掲げた持ち運びできる仕様にした。

 三浦営業部長は災害時などに有効活用できるとし、「この電源装置を通じて少しでも防災意識が高まればうれしい」と話している。

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