受動喫煙防止条例が4月1日に施行されるのを控え、苫小牧市が認定する、たばこの煙の心配をせずに利用できる「空気もおいしい施設」が市内に広がっている。市は22日から従来の飲食店に加え、企業や商業施設など全施設に認定対象を拡大させた。
苫小牧市は昨年12月の市議会定例会で受動喫煙防止条例を可決成立させ、今年4月に施行する。こうした流れの中、昨年8月には敷地内または屋内を全面禁煙している施設を認定する制度を創設。認定施設は、市のホームページで紹介するほか、施設内の掲示用として認定書と15センチ×15センチのステッカーを発行している。
当初は、飲食店に限定して認定し、31施設あった。22日から認定対象を企業、宿泊施設、工場、商業施設、コンビニなど全施設に広げた。
施設内禁煙になっている公共施設54施設もPRに一役買っている。アブロス日新温水プールは22日、施設玄関前に張っていた「全面禁煙」の表示を、「空気もおいしい施設」ステッカーに替えた。同施設の津谷敬太館長は「年間19万人余りが訪れる施設だが、利用者の理解もあり、全面禁煙を行えている。スポーツトレーニングの中で禁煙のアドバイスもできたら」と話している。
市健康支援課は「飲食店限定で始めた制度だったが、企業や町内会の要望で対象を広げた。受動喫煙防止にはまちぐるみの取り組みが必要」と協力を呼び掛けている。認定申請を受けると、市職員が現地を審査した上で判断する。申請は無料で、認定まで1~2週間程度かかる。問い合わせは同課 電話0144(32)6407.
















