「市民に正確な情報を」 代表質問始まる

「市民に正確な情報を」 代表質問始まる

 苫小牧市議会定例会は27日、本会議を開き、岩倉博文市長の市政方針に対する6会派の代表質問を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって岩倉市長は、胆振管内初の感染者2人が苫小牧市民であると22日に公表した理由について「他の自治体の不安を取り除くことや市民に少しでも正確な情報を伝えたいという思いだった」と理解を求めた。

 木村司氏(新緑)への答弁。

 岩倉市長は、市内の10代女子高校生の感染事例を挙げ、「道の発表だけでは小学校から大学、専門学校までが範囲となり、大勢の生徒や保護者に不安を与えてしまう」とした上で「個人を特定するような行為は厳に慎んでいただきたい」と自制を呼び掛けた。

 神山哲太郎氏(公明)も新型肺炎への対応をただし、市側は「民間検査会社の活用など検査できる場所の拡充を関係機関と連携して道へ要望したい」と述べた。

 28日午前も、代表質問を続行。松尾省勝氏(民主クラブ)は、教員の長時間労働を取り上げ、五十嵐充教育長は「勤務実態の客観的把握へ(生徒情報をコンピューターで一括管理できる)校務支援システムの活用を2020年度の早い段階で始めたい」と説明した。

 松井雅宏氏(改革フォーラム)は国際リゾート構想の推進事業費について質問。岩倉市長は「本市に人を呼び込む具体策の検討は統合型リゾート施設(IR)の有無に関わらず重要」と訴えた。

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