苫小牧市は28日の市議会定例会の代表質問で、市内末広町の総合体育館を、現施設と別の場所で建て替える方針を明らかにした。緑ケ丘公園(清水町)を軸に市内中心部から候補地を絞り込み、施設構想の策定に着手したい考えだ。スポーツ都市推進課によると、2020年代後半の完成を目指している。
松井雅宏氏(改革フォーラム)への答弁。
福原功副市長は「老朽化により大規模改修する計画だったが、利用者アンケートの結果などを受けて現在地とは別の場所での建て替えとする方向で検討を進めていく」と述べた。
総合体育館は1973年オープンで、築50年を目前に控える。地域のスポーツ活動で中核的な役割を担っているが、アリーナの床のゆがみや照明、空調設備の不具合、客席の不足などさまざまな問題点が利用者らから指摘されている。
市は昨年8月から11月ごろにかけ、市民向けのアンケートを実施。回答者の約6割が緑ケ丘公園での建て替えが望ましいと回答していた。
市総合政策部の木村淳部長は「市内外からの交通アクセスがよく、津波浸水区域から離れた場所が建設地として適切」と説明。「スポーツ施設の集約が可能な緑ケ丘公園を一つの候補地として考えていきたい」とした。
同課によると、新施設は29日に帯広市内にオープンした「よつ葉アリーナ十勝」と同規模を想定。建設費は50億~60億円を見込む。20年度から具体的な建設地の選定や事業構想の策定、国の交付金申請などの準備を進める。
















