市立病院 PET ―CTの自己負担一部軽減、20年度から7万円程度に

市立病院 PET ―CTの自己負担一部軽減、20年度から7万円程度に

 苫小牧市は28日、市立病院で導入している高度先端医療装置PET―CTの検査費用を2020年度から軽減する方針を明らかにした。現在は自費検査で9万円を超えるが、一定の対象枠などを設定して7万円程度に抑える。

 同日開かれた市議会定例会で谷川芳一氏(会派市民)の質問に答えた。

 PET―CTは、陽電子放射断層撮影(PET)と、コンピューターによる断層撮影(CT)機能を組み合わせた先端医療装置。細胞の活動状況を画像化でき、がんや脳、心臓などの病気の高精度診断ができる。ただ、1回の検査料が9万~10万円と高額で患者の経済的負担が大きかった。

 市立病院は06年度にPET―CTを導入。近年は診療報酬改定で保険適用基準が変わったほか、市内の王子総合病院が11年に導入し、市立病院の検査数が16年度569件、17年度393件、18年度362件と減少傾向にあった。

 同病院の佐々木薫事務部長は「現在助成している国民健康保険の被保険者以外の市民の検査にも当院独自の割引を検討したい」とする。

 国保加入者の場合、30歳以上の被保険者100人限定で自己負担額を一律3万円にしているが、毎年度定員を上回っている。佐々木部長によると、検査に必要な薬代だけでも5万円を超えるが、同院は「7万円程度の自己負担で検討中。詳細は調整中だが、20年度の早い時期に始めたい」としている。

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