苫小牧市内の公立高校4校が2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当初予定から1日延期して卒業式を行った。出席者を教職員のみに限定する異例の対応の中、730人の卒業生たちが学びやを巣立った。
苫小牧工業では定時制課程9人を含む238人が出席。校歌斉唱や校長式辞、来賓祝辞を省略する中、卒業生一人一人の名前が呼ばれ、各クラスの代表生徒が登壇して証書を受け取った。
式典終了後、校舎前ではマスク姿の卒業生らが卒業証書やアルバムを手に友達と記念撮影し、クラスメートとの別れを惜しんだ。住谷大輝さん(18)は「卒業式という感じではなく寂しかった。親に高校生活最後の姿を見せたかった」と悔しさをにじませた。小野寺愛華さん(18)は「みんなと過ごした3年間を糧に就職しても頑張りたい」と話した。
市内ではこの日、苫小牧南、苫小牧西、苫小牧総合経済の各校でも式典が行われて492人が卒業。式典を中止した駒大苫小牧は1日に3年生を登校させ、教室で卒業証書を授与。苫小牧東は後日郵送するなど個別対応を検討している。
















