認知機能向上にも期待 高齢者テニス教室始まる-のぞみコミセン

 認知機能向上にも期待 高齢者テニス教室始まる-のぞみコミセン
自分の体力と向き合いながらスポーツに打ち込む高齢者

 70歳以上を対象にしたテニス教室が2月から毎月2回、苫小牧市のぞみコミュニティセンターで開かれている。新型肺炎の感染拡大を防ぐために同センターが臨時休館する期間(4~19日)の教室は休みとなるが、高齢になってもスポーツを思う存分に楽しみたい人や運動不足を解消したい初心者が、インストラクターに直接指導を受けながら爽やかな汗を流す場になっていきそうだ。

 シニアテニス教室は、市内の澄川町やときわ町で高齢者施設を運営している事業所・花縁の釜谷薫施設長が、MEGAドン・キホーテ苫小牧店(木場町)内にあるテニススクール・ノア苫小牧校の協力を得て2月12日に開設した。

 釜谷さんは、加齢に伴う身体機能や認知機能の衰えから、長年親しんだスポーツから遠ざかる高齢者が多いことを問題視。「潤いある生活の持続や介護予防の観点からも長くスポーツを続けられる環境をつくりたい」と考えてきた。

 初回の教室には、3人が参加し、弾力のあるスポンジボールと軽いラケットでプレーした。2回目は同月26日に開き、初回も参加した澄川町在住の冨谷隆司さん(80)、瑞恵さん(79)夫妻がラケットを握った。隆司さんはスポンジテニスの経験者、瑞恵さんは初心者という組み合わせで、同校コーチの牧野隆夫さん(53)の手ほどきを受け、それぞれ満足するまでテニスを楽しんだ。隆司さんは「体を動かすとすっきりするね」と語り、瑞恵さんも「少しは上達したかな」とほほ笑んだ。

 牧野さんは「テニスは激しいスポーツというイメージがあるかもしれないが、高齢になってもできます」と強調。「体を動かすと同時に、相手が打った球に瞬時に反応することで脳のトレーニングにもなる。高齢者にこそ、ぜひ挑戦してもらいたい」と語った。

 釜谷さんも「初心者でもすぐラリーを楽しめるようになるので、高齢になってから何かスポーツを始めたいという人にもお勧め」と話している。

 シニアテニス教室は毎月第2、第4水曜日の午前11時から実施。レッスン時間は1時間で参加料は1000円。

 問い合わせ、申し込みは釜谷さん 携帯電話090(5070)4536。

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