苫小牧市錦町のスナックすずらんが4日、市が認定するたばこの煙を心配せずに利用できる「空気もおいしい施設」に選ばれた。スナック店の認定は初めてで、同店の齋藤美奈子店主は「『禁煙のスナック』を特色として生かしていきたい」と話している。
市が4月1日から施行する受動喫煙防止条例を前に、昨年8月から敷地内、または屋内を全面禁煙にしている施設を認定する制度で、6日までに市内の飲食店34店舗が認定を受けている。先月22日には、飲食店のみだった対象を企業や商業施設などにも拡大した。
齋藤店主はスタッフの健康への配慮と、20歳未満の社会人も来店することなどから「喫煙しない人向けの夜のお店があってもいいのでは」と店内禁煙を決意。「好きな着物を着て接客することも多いが、たばこの臭いを落とすのが大変だった」と振り返る。2月下旬、新型コロナウイルス感染予防のための1週間の休業中に、店内の壁や床の汚れを丹念に落として同制度に申請。今月4日に審査を通り、認定を受けた。
来店客からの反応は「喫煙できないなら、もう来られない」「服に臭いが付かなくていい」とさまざま。齋藤店主は「店の禁煙をきっかけにたばこを辞めたお客さんもいる。客入りの減少も懸念したが、温かいおつまみを用意するなど、工夫して取り組んでいきたい」とクリーンな環境、よりよいサービスの提供で乗り切る考えだ。
















