苫小牧市が新型コロナウイルス対応で、4日から設けているコールセンター(相談電話の専用ダイヤル)。開設前は感情的な苦情なども多かったというが、ここ数日の相談は10件程度と落ち着いている。市危機管理室は「最近は市民も冷静に受け止めていただいている印象」と不安の払拭(ふっしょく)に手応えをつかんでいる。
市危機管理室が新型コロナ関連で受けた苦情や相談などは計260件。このうちコールセンターを開設した4日以降、12日までに119件が寄せられた。3日の岩倉博文市長の臨時記者会見を受け、4日のコールセンター開設初日は38件あったが、その後は一日当たり9~16件で推移している。
260件の主な内訳は、マスクや消毒液に関する問い合わせが65件、感染者情報の開示要求が49件、健康不安などに対する相談が44件、イベントの実施や施設の開館などの確認が31件など。市内で初の感染者が判明した2月22日直後は、個人情報の問い合わせが相次いだが、コールセンター開設に合わせるように、相談や確認の内容が主になったという。
「娯楽施設に行ってもいいのか」「マスクはどこで買えるのか」などの問い合わせも多いと言うが、市危機管理室は「過度に恐れず、手洗いなど『できることがある』ことを伝えるようにしている」と説明。「最初は不安で電話を掛けてくる市民も多かったが、知事の緊急事態宣言などを冷静に受け止めた方が多かったのでは」と分析する。
コールセンターは平日の午前8時45分~午後5時15分に開設。職員が公共施設の開設状況を知らせたり、子どもの預かり先などの相談に乗ったりする。電話0144(32)6079。
















