東京商工リサーチは13日、道内企業を対象に2~8日に実施した新型コロナウイルスに関するアンケートの結果を発表した。企業活動に「影響がある」とした企業は9割強に上り、内容は「マスクや消毒液など衛生用品が確保できない」が最多。今後の懸念では75%の企業が「感染拡大」を挙げている。
調査はインターネットで実施。道内企業981社が回答した。
企業活動への影響については、「現時点で既に影響が出ている」(49・6%)と「今後、影響が出る可能性がある」(43・9%)を合わせて93・5%に上った。
「既に影響が出ている」企業の産業別では、金融・保険業(75%)が最多。これに卸売業(61・7%)、サービス業・他(60・9%)、小売業(60・3%)と続いている。
影響が出ている企業の内容(複数回答)では、「マスクや消毒薬など衛生用品が確保できない」(58・6%)が最も多い。以下、「売り上げ(来店者)が減少」(53・8%)、「イベント・展示会の延期や中止」(49%)の順。また、「従業員が感染、または濃厚接触者になった」と回答した企業も7社(1・5%)あった。
新型コロナウイルスの今後の懸念(複数回答)では、「感染拡大」が75%で最多。これに「現地拠点の営業停止や事業規模の縮小の長期化」(34%)、「東京五輪・パラリンピックの中止」(30・9%)と続いた。
小中高校などの臨時休校の影響に関しては、66%が「受けていない」としたが、33%の企業が「マイナスの影響を受けている」と回答した。マイナスの影響の内容(複数回答)では、「子供を抱える従業員の出社が困難になった」(79・6%)が最多だった。
同社では、東京五輪開催の可否について、「道内の約3割の企業が懸念を感じており、事前準備の大きいイベントだけに、中止、延期いずれにしても大きな影響が出る」と指摘している。
















