苫小牧署は、管内で多発する車上荒らしの被害を減らすため、苫小牧市役所1階ロビーに手書きの看板を設置した。同署のオリジナルキャラクター「鍵かけたこ」ちゃんを登場させて注意を呼び掛けるほか、塗り絵も配布する。同署の武部宏樹生活安全課長は「子どもから大人まで、防犯意識の向上に役立ててもらえたら」と話す。
同署管内で昨年1年間に発生した車上荒らしは125件で、前年に比べ12件増えた。看板の他、初めて塗り絵を企画し、山手交番に勤務する高橋由妃乃巡査(20)が手掛けた。高橋巡査は中学、高校と美術部に所属し、高校時代には道展U21で入賞するほどの腕前。今年1月から生活安全課に配属された。
看板は縦112センチ、横48センチ。「鍵かけたこ」は「鍵を掛けた」と「タコ」を組み合わせたキャラクター。大きな文字で「大切なものおいてない?」と問い掛け、「5分も危ない!」とほんの短時間でも盗まれてしまうことを警告している。高橋巡査は「子どもの送り迎えの瞬間にも車上荒らしは起こり得る。油断しないことが犯罪抑止につながる」と指摘する。
「鍵かけたこ」ちゃんの塗り絵用紙はA4サイズ。看板に据え付けられ、自由に持ち帰りできる。生活安全課は、完成した塗り絵を同署の総合案内に持参してもらえれば、5月の春の地域安全運動期間中に掲示を検討したいという。
また、同署内にも縦84センチ、横48センチの手書き看板を設置。高橋巡査のカラフルなイラストに「必ずドアロック」「車は明るい場所に」などの注意書きを添えた。
















