「緊急事態宣言」適切判断へ 新型コロナ対策を集中審議 補正予算案も検討 道議会予算委

「緊急事態宣言」適切判断へ 新型コロナ対策を集中審議 補正予算案も検討 道議会予算委
新型コロナ対策で、議員席の間隔を広げて質疑を行う予算特別委=17日、道議会庁舎

 道の2020年度予算案を審議する道議会予算特別委員会の質疑が17日、始まった。初日は道内で感染が拡大する新型コロナウイルス対策に質問が集中。橋本彰人保健福祉部長は引き続き患者が増加していく事態を想定し、「感染拡大の防止や道民の不安解消に向けたさらなる取り組みを進めていくことが重要」と強調した上で、「関連予算の機動的な活用や、補正の検討も含めて対応したい」と述べ、新年度予算案とは別に20年度の補正予算案も検討していることを明らかにした。補正は今定例会に提案する方向で調整に入っている。

 橋本保健福祉部長は、これら予算措置で▽PCR検査体制の充実▽入院医療体制の整備▽24時間のきめ細やかな相談対応―などにつなげ、「道が感染拡大防止の先頭に立ち、難局を乗り越えるため、あらゆる対策に総力を結集したい」との姿勢を示した。

 19日に期限を迎える道の「緊急事態宣言」の今後の取り扱いについては「本道の発生状況を分析している専門家チームからのアドバイスなど多様な情報を活用。国の専門家会議の見解や、本道の感染状況を慎重に見極める」とした上で、「道として取るべき対策を適切に判断し、機を逸することなく道民に丁寧に説明したい」と述べた。

 2月28日に発表した「緊急事態宣言」は、全国最多となる道内の感染者の拡大防止に向け、法的拘束力はないものの道民に外出自粛を要請。その効果が焦点となっているが、道内経済への影響も広がっている。鈴木直道知事は宣言の継続か、解除かなどを含め検討しており、18日午後から記者会見する方向で調整している。

 予算特別委初日の保健福祉部所管の感染症対策には、星克明(自民党・道民会議)、渕上綾子(民主・道民連合)、佐藤伸弥(北海道結志会)、阿知良寛美(公明党)の4氏が、道の姿勢をただした。

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