新型コロナウイルス感染拡大の影響によるマスクの品薄状態が、苫小牧市で依然続いている。市民からは「買い置きがなくなる」と不安の声が高まり、ドラッグストアなどの販売側も在庫不足を解消できずにいる。
市内のドラッグストアには今も、開店前からマスクを求める買い物客が列を作る。購入した市内の40代男性は「朝から並んでも1人1箱しか買えない。5人家族なのですぐになくなってしまう」と不安をにじませる。
一方、会社員の松山朝美さんは「いつになったら手に入れることができるかも分からないので、休日の外出を控え、使い捨てマスクを消毒して再利用している」と言う。
市内緑町でネイルサロンを経営する唐神智美さんは「マスクを着用していないとお客さんも不安になると思うので、在庫がなくなったら同業者に声を掛け、余裕のある人から分けてもらうしかない」と確保に懸命だ。
市内で5店舗を展開するコープさっぽろ(本部札幌市)の広報担当者によると、入荷量は徐々に上向いているというが、「入荷の回数や量はバラバラで、店頭に並べても短時間で売り切れてしまう状態」と説明する。
市内に3店舗を展開するサッポロドラッグストアー(本社札幌市)も同様で、担当者は「メーカーからの仕入れが確保できた時のみ各店舗に配送している。安定した供給はまだ難しい」と苦慮している。
















