国交省新千歳空港事務所は2月の新千歳空港の航空概況速報を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中国路線(北京、上海、天津、南京など)の乗降客数が前年同月比80・1%減の1万1273人と激減したことなどが影響し、国際線は同46・5%減の22万222人。国内線も旅行や出張を控える動きから同6・7%減の約145万8702人にとどまった。国内線、国際線の合計乗降客数は15%減の167万8924人だった。
国際線では、中国政府が1月末に海外団体旅行を禁止し、中国線の旅客が大幅に減少。日韓関係の悪化で旅客の落ち込みが見られた韓国線も感染拡大の影響で減少に拍車がかかり、77・7%減の3万2024人となった。台湾線は23%減の6万1682人、香港線も6・5%減の3万8161人と減少。タイ線は10%増の4万7057人、ホノルル、シンガポール、マニラといったその他の定期路線は13・6%増の3万人だった。
国内線の主な路線の実績は▽東京(羽田)線が8・5%減の72万3596人▽成田線は1・2%減の15万3660人▽中部線は9・2%減の11万1859人▽関西線は5・1%減の8万6260人▽大阪(伊丹)線が9・1%減の8万6969人。
同事務所は国内線の乗降客数減について「日本人が旅行や出張を控えるだけでなく、外国人の国内移動も減少したのではないか」と分析。航空各社が国内線の減便を開始したことから、「3月の概況ではもっと乗降客数が少なくなる」とみている。
貨物取扱量は、国内線と国際線の合計で8・2%減の1万830・6トン。国内線は1・4%減の1万236・4トン。国際線は58・3%減の594・2トンだった。
















