キタデミー賞制作解決金 道が2373万円支払い 道議会総合政策委

キタデミー賞制作解決金 道が2373万円支払い 道議会総合政策委

 2018年に開催された北海道命名150年を記念したイベント「キタデミー賞」の制作費が膨らみ、道が解決金2373万6004円を支払うとする提案が24日の道議会総合政策委員会で審議され、原案通り可決した。道は解決金支払いに至った原因や改善策などをまとめた報告書も説明、了承された。

 解決金支払いは札幌簡易裁判所の調停受け入れに伴うもので当時、道が事務局を担った実行委員会と制作会社との間で契約書を交わさないままイベントを実施し、イベント終了後に制作会社が想定を上回る6502万円を道に請求したことに端を発している。札幌簡裁の調停案は、イベント実施に不可欠な経費や消費税などを計上した4676万円を、制作会社と道が4対6の割合で負担する内容。双方が受け入れたが、道の支払いには道議会の議決が必要となっていた。

 報告書は副知事らで構成する検討チームがまとめ、▽事案の推移▽検討チームによる検討内容▽問題点の整理▽改善策―の四つが柱。イベント経費が増大した背景について予算などに関する道と制作会社の認識の相違があったことを記載し、委託候補事業者の選定を「随意契約としたことは慎重に進めるべきだった」とした。実行委設立に向けた意思決定で書類を作成していなかった点も盛り込んだ。

 さらに、組織内での情報共有不足、事務局長への過大な裁量付与や事務局へのチェック体制の不備、事務局における不適切な会計処理についても記した。北村英則総合政策局長は「報告書にある改善策は今後しっかり着実に取り組む」と話した。

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