東京五輪1年延期 丹羽選手「最高の準備を」

東京五輪1年延期 丹羽選手「最高の準備を」

 苫小牧市出身で東京五輪卓球男子の日本代表に決まっている丹羽孝希選手(25)=スヴェンソン=が25日、五輪延期を受け所属先のホームページ上にコメントを寄せた。「突然のことで驚いているが、オリンピックがいつ開催されたとしても日本代表として最高のパフォーマンスができるよう準備したい。自分に今できることを積み重ねていく」と気持ちを新たにした。

 丹羽選手は昨年、国際卓球連盟オーストリアオープン、T2ダイヤモンドシンガポール、ワールドカップ(中国)各男子シングルスで8強入りするなど、コンスタントに結果を残した。今年1月時点の世界ランキングで張本智和選手(木下グループ)に次ぐ日本勢上位2位以内を確定。日本卓球協会が定める代表選考基準を満たし、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロに続く3大会連続の五輪切符をつかんでいた。

 延期にはなったが、日本協会は24日に日本代表選手の再選考はしない方針を早くも示した。「本人も家族もひと安心しているところ」と話すのは丹羽選手の父孝司さん(48)。代表権獲得や本番に向けた大会参戦の日々が続いた分、基礎練習が積めていない現状を知っていた。延期中にいま一度トレーニングを重ね、「もうひと皮むけた姿をオリンピックで見せてほしい」と期待する。

 また、小学校低学年時に丹羽選手が通っていたクラブチーム苫小牧ジュニアの泊谷次郎代表(68)も「調整など大変なことは多いと思うが、もう1年練習が積める時間が増えると思って頑張ってほしい」とエールを送った。

 丹羽選手は、苫小牧緑小卒業後に青森山田中へ進学。14歳で世界卓球に出場するなど、若くして日本男子卓球をけん引する選手に成長したレフトハンドの逸材だ。

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