鈴木知事と札幌市長会談 東京五輪延期受け 3競技実施へ連携強化 新型コロナ対策万全に

鈴木知事と札幌市長会談 東京五輪延期受け 3競技実施へ連携強化 新型コロナ対策万全に
会談終了後、記者団の取材に応じる鈴木知事(右)と秋元市長=26日午後5時50分ごろ、道庁

 今年7月開幕予定だった東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決まったことを受け、鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長が26日、道庁で会談した。冒頭あいさつを除き、非公開で約30分間にわたり意見を交換。新型コロナウイルス感染症に打ち勝った象徴としての五輪とするため、万全な感染防止対策に取り組むことなど4項目を確認した。

 会談終了後、鈴木知事と秋元市長が記者団の取材に応じた。鈴木知事は「それぞれの課題を共有させてもらい、連携して取り組んでいく項目を確認した」と説明した。

 確認したのは(1)世界が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った象徴として大会が開催されるよう、力を合わせ万全な感染防止対策に取り組む(2)大会延期に伴い確保が可能になった準備期間を効果的に活用し、札幌で開催されるマラソン・競歩・サッカー競技のさらなる安全・確実な実施に向けて準備を進める(3)延期をさらなるチャンスにつなげる観点から、大会の機運を盛り上げ、北海道と札幌市の魅力を世界に発信する(4)東京五輪を盛り上げ、2030年の札幌冬季五輪招致の機運醸成につなげる―の4項目。

 知事は「今回の大会の延期で時間に余裕が生まれたことはチャンスだと捉えることもできる」と強調し、「おもてなしや魅力の発信に取り組み、来年の大会を本道活性化の起爆剤にしたい」と意気込みを示した。

 秋元市長は「来年の大会スケジュールがまだはっきりしていないが、早期に開催日程を決めてもらえれば、そこに向けて明確な準備を進めていける」と説明し、「当初予定していたサッカー、マラソン、競歩の3競技ができるようオール北海道で取り組みたい」と述べた。さらに、これまでもボランティアなどが、大会成功に向けておもてなしの準備を進めてきたことも強調し、「1年先となるが、道民、札幌市民のその思いを実現して、素晴らしい大会にしたい」と意欲を語った。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る