2月に中国から苫小牧港に輸入された魚介類が、金額ベースで前年同月比9割強の激減となったことが、函館税関苫小牧税関支署のまとめで分かった。冷凍ホタテなどの輸出も低調で、新型コロナウイルスの感染拡大などが影響しているとみられる。
同支署によると、中国向けの輸出総額は28・1%減。金額が大きい「紙・板紙」が75・6%減となったほか、「魚介類・同調整品」が20・5%減ったことが響いた。
「魚介類・同調整品」のうち、需要が高い冷凍ホタテを含む「甲殻類・軟体動物」が41・7%減、「魚介類の調整品」が85・3%減となった。「鮮魚・冷凍魚」は63・6%増加した。
中国からの輸入総額は、11%増。「石油製品」などの好調が、全体の数字を押し上げたがイカなどの不漁で「魚介類」が93・9%、「魚介類の調整品」も93・6%の大幅減となった。
同支署は「中国から輸入する魚介類の金額がこれほど落ち込むのは珍しい」と驚く。
中国以外の分も加えた輸出入総額は、13・6%減の688億3000万円で7カ月連続のマイナス。苫小牧港外貿コンテナ事業協同組合によると、「新型コロナウイルスの影響などで、2月の旧正月明けからコンテナの取扱量が減っている。どう推移していくのか不透明な部分が多い」と話した。
















