2019年度看護師国家試験で、32人が受験した苫小牧看護専門学校(苫小牧市住吉町、岩井和浩校長)の合格率が5年連続で100%となった。3年の養成課程で学生と教員が協力し合いながら苦手分野の科目などを克服。積極的な個別対応も進め、全員が合格を果たした。平松聡美副学校長は「来年も合格率100%を目指して学生の学びを支えたい」と語っている。
厚生労働省によると、19年度の合格率は全国平均で前年度比0・1ポイント減の89・2%。都道府県別の合格率は公表されていないが、道内の学校別合格者状況によると、100%を達成したのは大学が13校中2校、看護専門学校などの養成所は35校中9カ所だった。
今月19日に厚労省ホームページで発表され、同校でも教職員らがパソコン画面に注目。「いつもドキドキしながら発表を待つが、今年は優秀な学生が多く安心できる部分が大きかった」と国家試験担当の本間美月教務副主任は話す。この日は春休み中だったため、スマートフォンの緊急連絡網アプリを使って在校生らに朗報を届けたという。
平松副学校長は5年連続の快挙について「最優先目標である資格取得を目指し、3年間を通じて学生個々の特長などを把握。一人一人の不得意分野をしっかりと支援してきた」と強調する。合格者はこれから医療現場の最前線に立つことになるが、「在校生もちゃんとスタートラインに立てるよう力を尽くしたい」としている。
また、市内表町の王子総合病院付属看護専門学校(大岩均校長)も5年連続で合格率100%を達成している。
















