今月末で閉園する苫小牧市樽前の認可外保育所、樽前保育園(寺澤春美園長)は28日、樽前交流センターで卒園式と修了式を行った。職員や保護者らに見送られ、最後の卒園児3人が園舎を巣立った。
寺澤園長は3人に卒園証書を手渡し、「小学校でもたくさん思い出をつくり、勉強やスポーツを頑張ってくださいね」と述べた。その後、全園児5人で「さよならぼくたちのほいくえん」を合唱。保護者会から寺澤園長や職員らへ花束の贈呈も行われた。
卒園児の保護者として参加した澄川町の今井加奈子さん(40)は「園児一人一人の個性を見てもらえ、小規模の保育園ならではの魅力があった」と閉園を惜しんでいた。
同園は1972年7月に、幼児を持つ農家のための季節保育所としてスタート。樽前町内会が主体となって運営を続けていたが、地域に子どもがいなくなり、4月からの入園児の見込みがないことなどから閉園を決めた。新型コロナウイルス感染防止のため閉園式は実施せず、この日が最後となった。
















