道立苫小牧高等技術専門学院(MONOテク苫小牧、佐藤元学院長)で、2020年度入学者の応募が低迷している。金属加工、機械、電気工事の3科の定員計30人に対し、25日現在の応募は5人(金属加工1、機械2、電気工事2)。同学院は4月2日まで追加募集を受け付けるほか、オープンキャンパスを開いてPRを強化する。
同学院は自動車整備や電気工事など、ものづくり産業で活躍する人材育成を進め、17年度から訓練課程を1年制から2年制とした。19年度修了生の就職率は100%を達成している。
しかし、入学者数は17年度17人、18年度15人、19年度8人と減少が続いており、同学院は「高校生の就職率が高く、若い訓練生がなかなか入学しなくなった」と受け止める。
3月1日には技能祭を開催し、訓練課程の説明や学院のアピールを行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。5月以降に計画しているオープンキャンパスで、訓練生の増加につなげたい考え。
一方、ものづくり産業の人材不足が深刻化していることから、苫小牧市は広報とまこまい2月号に学院の紹介記事を掲載。20年度予算に技能習得奨励金(200万円)を計上し、入学者1人に対し10万円(授業料免除者は5万円)を補助する。市工業・雇用振興課は「修了生は地元で就職するケースが多く、経済面で少しでもサポートしたい」と説明する。
同学院は苫小牧職業訓練所として1965年12月、市内日吉町に開設。87年に新開町の現在地に移転し、88年に道立苫小牧高等技術専門学院となった。19年度までの修了生は5159人に上る。
















