道内企業の社長の平均年齢は60・7歳となり、過去最高を更新したことが、帝国データバンク札幌支店の2019年調査で分かった。1990年調査(平均年齢54・3歳)から上昇しており、前年に比べ0・2歳上昇。全国平均(59・9歳)を0・8歳上回っている。
約5万人の道内社長の年代別では「60歳以上」が2万6688人と最も多く、全体の構成比の56・2%を占めた。「40歳以上60歳未満」は1万9246人(40・5%)で、「40歳未満」は1542人(3・2%)だった。
90年調査と比較すると、「40歳未満」の構成比は3・8ポイント減少しているほか、「40歳以上60歳未満」は20・7ポイントの大幅減。一方、「60歳以上」は24・4ポイントの大幅増となっている。
また、「70歳以上」の社長も1万1466人となり、前年比で776人増加。社長の高齢化が進行している。
社長の平均年齢の業種別では、不動産業が62・3歳で最も高く、他業種に比べ70代(24%)、80歳以上(7・5%)の割合が高い。以下、製造業と卸売業(共に61・6歳)、建設業(60・7歳)の順。最も若いのはサービス業(59・7歳)で60歳を下回った。
社長の平均年齢の年商規模別では、「1億円未満」が61・5歳と最も高く、70代(22・7%)と80歳以上(4・6%)の割合が他の年商規模に比べ高くなっている。
同支店では「世代交代が進まないまま社長が高齢を迎え、事業承継できずに休廃業・解散、倒産に追い込まれるケースも見受けられる。企業の永続性を保証するためには、事業承継が大きな課題」と指摘。70代以上の社長が目立つ小規模企業においては、「後継者の早期育成など円滑な事業承継に向けた対策が求められる」としている。
















