昨年9月、有名馬のたてがみが切断された事件で、器物損壊容疑で逮捕された埼玉県川口市の無職の女(55)が、別の見学者の関与をにおわす情報をSNS(インターネット交流サイト)で送信したほか、今年2月にも牧場見学に来ていたことが分かった。タイキシャトルなど2頭のたてがみが切られた門別町の牧場「ヴェルサイユファーム」の岩﨑崇文社長(27)が苫小牧民報の取材に対し明らかにした。同牧場は監視カメラを設置した上で、1月から見学を再開しており、改めてルールやマナーを守った見学を呼び掛けている。
岩﨑社長によると、同容疑者はメッセージ送信で予約をした上で、8月11日と事件があった9月13日に見学に訪れた。事件直後の14、15日には「なんか大変なことになっててびっくりしました」「男の人が私と入れ替わりに来た気がする」「(牧場を)出るときにすれ違った車が入った気もする」と、牧場にメッセージを送信していた。
岩﨑社長は「事件に協力的だと思っていた人だったので逮捕には驚いた」と話す。牧場は、事件を受けて見学者の受け入れを一時制限していたが、カメラなどの防犯システムを構築後の今年1月末から、受け入れを再開した。
岩﨑社長は「(容疑者の逮捕が)事件の抑止につながると信じている。牧場関係者や馬も安心すると思う」と話していた。
















