苫小牧東高校(森浩之校長)の今年度の国公立大学進学実績が、現行のセンター試験となった1990年以降で過去最多の109人になった。98年度以来となる北海道大医学部の現役合格を勝ち取った生徒もおり、同校関係者らは快挙を喜んでいる。
過去最多だった昨年度の合格者98人を11人を上回る。今年度は、北海道大(10人)小樽商大(7人)北海道教育大(24人)といった道内大をはじめ、道外の弘前大(22人)千葉大(1人)東京外国語大(1人)の合格者も目立つ。
同校では、放課後を活用した課外学習や、全教科で教諭らが出した課題や過去の入試問題に対する個人添削指導を強化している。進路指導部長の中森賢司教諭(51)は「生徒の頑張りと経験豊富な先生たちとの連携がうまくいったのでは」と分析。「後輩たちにも良い影響になる」と卒業生たちをたたえた。
北大医学部に合格を果たした杉尾凌虎(りょうと)さん(18)は、同高の教諭らから「諦めない気持ちを教わり、受験の上で一番重要なことだった」と振り返る。将来は放射線科医を目指すといい、「病原をレントゲンなどで特定する重要な分野なのに、日本はまだ劣っている。日本の放射線科の技術を先進の米国レベルまで引き上げたい」とさらなる高みを目指している。
















