王子総合病院 岩井和浩院長に抱負聞く 高度急性期医療の役割を 予防や啓発にも協力

王子総合病院 岩井和浩院長に抱負聞く 高度急性期医療の役割を 予防や啓発にも協力
就任の抱負を語る岩井院長

 苫小牧市を中心に東胆振、日高地域の基幹病院として最先端の医療を提供している王子総合病院。1日付で就任した岩井和浩院長に就任の抱負などを聞いた。

―就任の抱負を。

 当院は地域の基幹病院。高度急性期医療を担う役割を十分に果たせるよう、職員一同で尽力していく。医療の質を高めるためには人材確保と教育、設備の拡充などが必要になる。高齢者が増え、リハビリテーションや在宅対応などを含めた医療連携も求められている。地域の病院や診療所、保健福祉など、幅広い視点で当院ができる形の連携を進めていきたい。

―現在の医療体制は。

 医師は昨年から5人増えて77人体制(研修医を含む)になった。病院全体では3月20日時点で嘱託職員を含めて822人を数える。今月1日から糖尿病内科を新設し、専門医1人を招いた。また、昨年導入した手術支援ロボット「ダ・ヴィンチX」は泌尿器科の手術症例数が増えており、昨年末からは婦人科の手術にも適用している。今後は他科への適用拡大も考えている。

 中長期的には、来院患者の多いがん、成人急性期疾患(循環器、消化器、呼吸器科)のメインカテゴリーに注力するとともに、周産期医療や救急医療の対応も進めていく。

―予防医療も今後の重要なテーマだ。

 生活習慣病については、今月開設した糖尿病外来がその役割の一端を担うことになる。健康づくりに関する各種市民講座も定期的に開催していく。また、がんと向き合い、がん征圧を目指す「リレーフォーライフ」など、多くの医療関係者らが進めているさまざまな啓発活動にも協力していきたい。今後は市民の皆さんの健康意識をより高め、関心を持っていただくための取り組みも必要だと思っている。

―地域へのメッセージを。

 医療機関としての姿勢はこれまでと変わらない。引き続き安全安心で良質な医療を提供するよう取り組んでいくので、安心して受診していただきたいですね。

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