社会人の第一歩 苫小牧市内企業、厳戒態勢で入社式 座席間隔空けコロナ対策

社会人の第一歩 苫小牧市内企業、厳戒態勢で入社式 座席間隔空けコロナ対策
新型コロナ対策でマスクを着用し、間隔を開けて座る新入社員たち=1日午前8時半ごろ、アイシン北海道

 2020年度がスタートした1日、苫小牧市内でも入社式や辞令交付式が相次いで行われた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、出席人数を制限したり、座席の間隔を空けるなどそれぞれ厳戒態勢下での実施となったが、真新しいスーツに身を包んだ若者らは、引き締まった表情で社会人生活の第一歩を踏み出した。

 自動車部品メーカー、アイシン北海道(柏原)は高卒、大卒計11人が入社した。式は役員、管理職らの出席を例年の半数程度の15人に抑えた。全員がマスクを着用し、座席を約2メートル離し、窓を開放して換気するなどの新型コロナ対策を講じた。

 桂山直樹社長は式辞で、新型コロナの影響に触れながら「環境変化にスピード感を持って対応することが大事」と激励。新人代表であいさつした室蘭工業大卒の澤田尚樹さん(23)は「元気に明るく何事も全力で取り組み、会社と共に成長する」と抱負を述べた。

 苫小牧信用金庫では、市内表町の本店で大卒18人、短大卒1人、専門学校卒1人、高卒6人の26人が入庫式に臨んだ。今年は新型コロナ対策として式の時間を半分ほどに短縮。新入職員の配属先の支店長や子会社の役員は別室で待機する異例の対応となった。

 小林一夫理事長は、式辞で新人たちに主体性や積極的なコミュニケーションを求め「存分に力を発揮してほしい」とあいさつ。澄川支店に配属される同市出身の坂本竜馬さん(22)は「一日でも早く戦力になりたい」と意気込みを語った。

 同日は、市内最多の61人を新規採用したトヨタ自動車北海道(勇払)や、外食フランチャイズを展開する運営するフジタコーポレーション、西港フェリーターミナル運営の苫小牧港開発などでも入社式が行われた。

 苫小牧市役所では新採用職員の辞令交付式があり、事務職、技術職合わせて28人(男性15人、女性13人)に岩倉博文市長から辞令書が手渡された。

 新採用職員を代表し、総合政策部スポーツ都市推進課の所属となる脇坂奨さん(22)が「市民の健康的で豊かな生活を実現するため、たゆまぬ努力をしていく」と決意表明。岩倉市長は「失敗を恐れず、市民のために組織を自ら引っ張っていく気概を持って頑張ってほしい」とエールを送った。

 市役所でも部次長職や課長職、係長職向けの辞令交付式を含め、室内の換気など感染予防を徹底させていた。

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