苫小牧市消費者センターに10月1日から11月7日までに寄せられた「不審な電話」に関する相談が、21件に上ることが分かった。実在する公的機関や企業を名乗り、未納料金を請求するなどの内容。同センターは「短期間に多くの相談が寄せられている。特殊詐欺の予兆電話の可能性があり、気を付けてほしい」と注意喚起している。
同センターによると、今月初旬は、市内中心部や西部の高齢者宅の固定電話に市役所や大手通信会社をかたる不審電話が相次いだ。具体的には「この電話はもうすぐ使えなくなる」「家族構成を教えてほしい」「電話料金が未納で裁判を起こす」といった内容だった。電話に出ると、突然音楽が流れ始めたというケースもあった。
同センターの石井之博相談部長は「自動の音声ガイダンスが流れるケースも多く、一部の地域に絞って架電している可能性がある」と指摘。特にインターネット、電話回線の切り替えに関するトラブル相談が多発しており、「詳しい契約内容を確認しないまま申し込んでしまうケースも目立つ。不安があれば消費者センターに相談してほしい」と求める。
対策としては▽不審な電話はすぐ切る▽留守番電話設定やナンバーディスプレイを利用し怪しい電話には出ない▽金銭を要求されても決して支払わない―などが基本だ。
苫小牧市市民生活課も「市役所や消防本部(など公的な機関)が電話で家族構成を確認したり、還付金、給付金の手続きを求めたりはしない」(消費生活担当)とアピール。満70歳以上の市民には無料で自動通話録音器を貸与しており、活用を呼び掛けている。
同センターは市民活動センター(若草町)3階に事務所があり、平日の午前8時45分から午後5時15分まで相談を受け付けている。第2、第4金曜日は午後8時まで夜間相談にも応じる。
問い合わせは同センター 電話0144(33)6510。
















