ヒグマ活動活発に 苫小牧 来月31日まで注意特別期間―道 登山や入林、注意呼び掛け

ヒグマ活動活発に 苫小牧 来月31日まで注意特別期間―道 登山や入林、注意呼び掛け
ヒグマへの注意を呼び掛ける看板=苫小牧市丸山

 冬ごもりを終えたヒグマが活動を活発化させる時期を迎えた。道は4月1日から5月31日を「春のヒグマ注意特別期間」と位置付け、山菜採りや行楽で登山や入林する人に注意を呼び掛けている。苫小牧市内では3月に2件のヒグマの目撃例があり、市もごみの後始末や一人で林内に入らないなど、ヒグマに出合わないための対策を周知する。

 ヒグマによる被害は、冬ごもりを終えた春と、冬を前に食べ物を求めて動き回る秋に多く発生。山菜やキノコのシーズンとも重なり、採取のために入林した人とヒグマが遭遇する場面が多くなるためだ。

 2019年度は市に48件の目撃情報が寄せられた。今年は、3月20日夕方に丸山の国道276号を横断するヒグマ1頭を車で走行中の男性が目撃したのが最初。同24日夕方にも柏原の国道234号で、車で走行中の女性が道路を横切るヒグマ1頭を目撃。ヒグマの活動は始まっている。

 道や市は、ヒグマと遭遇しないため▽食べ物やごみは必ず持ち帰る▽一人で野山に入らない▽鈴や笛などで音を出しながら歩く▽事前にヒグマの出没情報を確認する▽薄暗い時間帯に行動しない▽ふんや足跡を見たら引き返す―といった対策を呼び掛ける。

 市環境生活課は「ヒグマを呼び寄せることもあるため、ごみは前日ではなく当日に出すなどルールを守ってもらいたい。山菜採りには一人で行かず、ヒグマに人間の存在を知らせるため音を出してほしい」と注意喚起している。

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