東京商工リサーチ北海道支社によると、2019年度(19年4月~2020年3月)の道内企業倒産は207件、負債総額は374億7000万円だった。倒産件数は前年度に比べ17件(7・6%)減少し、現在と同一基準の集計となった1971年以降で最少に。負債額は大型倒産(10億円以上)が10件発生したため、前年度比60・2%増となったものの、平成以降(89年~)では3番目の少額となった。
地域別では札幌市が83件で最多。これに旭川市(13件)、函館市(12件)、小樽市と帯広市(各10件)、釧路市(8件)と続いている。この他、苫小牧市では2件、千歳市と恵庭市では各1件発生した。
業種別では、「サービス・他」が67件で最も多く、以下、卸売業(33件)、建設業(31件)、小売業(28件)、製造業(19件)の順。原因別では「販売不振」(161件)が全体の8割近くを占めた。
19年度の倒産件数は過去最少になったものの、同支社では新型コロナウイルス感染拡大の影響による倒産が、道内でも3月から出始めていることを指摘。今後は「体力が乏しい中小零細企業にとって、この状況が長期化すれば死活問題になる」と説明。「道内企業も、その影響を受けることが避けられない状況になりつつある」と分析している。
















