帝国データバンク札幌支店は、3月の道内企業の景気動向調査結果を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が全業種を直撃。景気DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と回答した割合を引いた指標)は前月比8ポイント減の31・0となり、6カ月連続で悪化。前月からの下げ幅は過去最大となり、2012年2月(30・4)以来の低水準となった。
全国平均の景気DI(32・5)との比較でも、10カ月ぶりに下回った。
規模別の景気DIも、6カ月連続で全ての規模で悪化。大企業では前月比で過去最大の下げ幅の9・5ポイント減となる32・8。中小企業は7・7ポイント減の30・6。中小企業のうち、小規模企業は6・5ポイント減の34・7となった。
業界別の景気DIは、9業界全てで悪化。特に不動産、金融、小売りで大幅に下落。小売りは15・5ポイント減の17・8と、20を下回った。不動産は19・8ポイント減の29・4、金融は16・9ポイント減の31・0に。また、サービス(9・6ポイント減の28・8)のうち、「飲食店」(7・4)や「広告関連」(8・3)、「旅館・ホテル」(11・1)が極めて低くなっている。
今後の景気DI見通しでは、「3カ月後」が31・3(前月調査39・3)、「6カ月後」が34・0(同41・5)、「1年後」が37・3(同40・9)と、先へ行くほど高くなっているものの、いずれも40を下回っている。
同支店では「全国的に景況が悪化する中、北海道の下げ幅(8ポイント減)はブロック別では最も大きかった。不安感は増している」と指摘している。
















