道開発事業費室蘭開建分 3年ぶり500億円 苫小牧港整備事業を継続

道開発事業費室蘭開建分 3年ぶり500億円 苫小牧港整備事業を継続

 2020年度北海道開発事業費のうち、室蘭開発建設実施分の予算額は前年度比8・8%増の500億7700万円と、3年ぶりに500億円台に達した。東胆振では、胆振東部地震で被害を受けた厚真川流域の砂防事業や苫小牧港・西港の岸壁の老朽化対策などの継続事業が予定されている。

 室蘭開発建設分の道開発事業費の内訳は治水142億9000万円(19年度比43・1%増)、海岸4億6900万円(61・1%減)、道路255億1900万円(ほぼ増減なし)、港湾整備43億2700万円(12・1%増)、都市水環境整備5400万円(ほぼ増減なし)、農業農村整備29億2500万円(34・5%増)、水産基盤整備24億9200万円(23・3%減)となっている。

 治水事業では、19年度から5カ年の厚真川水系直轄特定緊急砂防事業に約22億円を計上。土砂崩落が多発した厚真地区の日高幌内川など厚真川水系の堤防整備や渓流保全工事を進める。

 1994年度から続く樽前山火山砂防事業にも約11億円を盛り込み、覚生川周辺で砂防用の堤防整備を行う。

 港湾整備事業では、22年度までに約70億円を投じて完成させる計画の苫小牧港・西港区真古舞地区国際物流ターミナル整備事業を継続。20年度は岸壁改良や港湾施設用地の整備を進め、荷役効率化なども見据える。

 この他、道路事業では国道36号で苫小牧市内の錦岡交差点と新中野交差点、国道235号の厚真町の浜厚真交差点の改良工事も予定。さらに農業農村整備では、厚真町とむかわ町にまたがる勇払東部地区(3224ヘクタール)とむかわ町の新鵡川地区(3338ヘクタール)の国営かんがい排水事業も計画されている。

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