新型コロナウイルスの感染拡大を受けた道の緊急事態宣言が終了してから、2日で2週間がたった。道内の新たな感染者は、同日は3人、3日は5人、4日は3人、5日は1人。ウイルスの潜伏期間は約2週間と言われているため、緊急事態宣言の終了後に感染した人が発症するのは3日前後だ。数字を見ると、外出自粛などの「引き締め」が終わった後に感染者が爆発してしまう最悪の事態は、今は回避したかに見える。
一方で、ホテル、飲食、運輸などあらゆる業界が悲鳴を上げており、財政支援や、終息後の大胆な復興策を求める声が道に寄せられている。経済界は総力を挙げて耐えており、国や道による十分な支援が必要な状況だ。関連施策を今後も注視したい。
首都東京は、五輪の延期が決まったタイミングで、1日当たりの感染者が飛躍的に増え、5日は140人を超えた。胆振地方を含め、道内から進学や転勤で東京に引っ越した人の体調も心配になる。
今のところ、あらゆる施設が「健康な人しか来ない」という前提で運営されている。そんな情勢で感染拡大を防ぐのは、残念ではあるが個人の予防意識しかない。(渡)
















