苫埠頭 ファンドに出資 DX導入で物流力強化

苫埠頭 ファンドに出資 DX導入で物流力強化

 苫小牧市入船町の倉庫・港湾運送業、苫小牧埠頭(海津尚夫社長)は8日、ベンチャー企業などを支援するマーキュリアインベストメント(東京)が運営するファンド「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」と出資契約を結んだと発表した。企業間連携で最新のDX(デジタルトランスフォーメーション)導入を図り、物流力の強化につなげる狙い。

 同ファンドは、物流業の革新につながる技術やビジネスモデルを持つベンチャー企業を支援する目的で、今年4月に組成した。日本政策投資銀行などが出資しており、ファンド規模の目標は30億~50億円規模。苫小牧埠頭は今月5日に契約し、出資額は非公表。正式な出資はファンドがベンチャー企業に出資を決めた時点で行うという。

 苫小牧埠頭は2022年に策定した中期経営計画で、他の企業との連携を通じたDX化や省力化、自動化を掲げてきた。同社は「省力化や自動化につながる技術などを持つベンチャー企業の情報収集は自社だけでは限界がある。課題解決に資するか見極めも難しい」とした上、出資に「特化したファンドが目利きをしてくれる。他の出資社との情報交換にも期待したい」と話している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る