「おはよう」「熱は測って来たかな」。苫小牧美園小学校(手塚敏校長、児童数444人)では始業式の7日から10日まで、教職員のほかPTA役員や読み聞かせサークルの保護者らが一緒になって、検温やマスク着用の確認など児童の健康観察を玄関先で行った。
鈴木直道知事は、全道の保護者に児童、生徒の登校前に体温測定を呼び掛けている。同校は、希望者や家庭での検温を忘れた場合には、玄関や保健室で検温できるよう対応している。
PTAは、肌に触れずに短時間で体温を測ることができる「赤外線体温計」をPTA会費で購入し、7日に学校へ5個寄贈。この導入により、従来の脇で測る体温計よりも、児童たちの体温をスムーズに測れることにもつながっているという。PTAの田中望会長(40)は「保護者や子どもの不安を少しでも解消し、先生たちの負担軽減に協力できれば」と笑顔を見せた。
また、同校では登校時の児童の過密を避けるため、学年別に玄関の出入り口を3カ所に分散。1列に並び、少人数ずつ入る工夫も行っている。
手塚校長は「児童たちも、朝に検温をしなければならないという習慣ができてきたようだ」と対策の手応えを語る。「教育は学校だけでは完結できない。地域を含め、総掛かりで美園(小)の子を育てたい」と話している。
















