東胆振1市4町で構成する苫小牧地方総合開発期成会(会長・岩倉博文苫小牧市長)が9日、安平町役場で総会を開き、2021年度に向けた国や道への要望活動に併せて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う深刻な影響を踏まえ、各種対策を東胆振地域として求める方針を決めた。
出席時のマスク着用など感染対策を講じた総会で、21年度予算編成に係る要望項目を決定。最重点要望事項は12項目とし、従来の「JR室蘭線及び日高線の維持存続」は、JR新千歳空港線から苫小牧地方へのアクセス向上の意味を含め「鉄路の維持存続及び利便性の向上」と表題を変えた。
重点要望全85事業のうち新規は▽道立苫小牧高等技術専門学院の入校促進▽過疎対策の推進▽ししゃもふ化場建設に向けた支援―など10事業。胆振東部地震からの復旧復興に係る要望の継続も確認した。
この他、新型コロナ関連の要望の必要性でも一致し、今後内容を固める。また白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業延期となった経緯に触れ、20年度中の早期の支援を求める方向で調整する。
要望活動は4月27日に室蘭開発建設部と胆振総合振興局、5月13日に北海道開発局と道に対して行うが、中央省庁への日程は感染状況を見極め、判断するとした。
任期満了に伴う役員改選では会長の岩倉市長、副会長2人の宮坂尚市朗厚真町長、戸田安彦白老町長のそれぞれ再任を決めた。
















