メンバー全員が苫小牧市在住の4人組ロックバンド「INViSBL(インビジブル)」は、定額で楽曲が聞き放題になるサービス「サブスクリプション(サブスク)」での楽曲公開を3月に始めた。昨年9月に発売したミニアルバム「ディフューズ・リフレクション」(全7曲)を国内で展開している全社の音楽配信サービスで聞くことができる。中原渉太さん(30)=ボーカル=は、楽曲について「激しい音の中にも切なさがあり、耳にも残りやすい。幅広い世代に歌ってもらえる」とPRする。
バンドは、中原さん、大道(だいどう)光さん(28)=ギター=、Ani(アニ)さん(30)=ベース=、木村勇太さん(30)=ドラム=で組む。2005年8月に結成し、メンバーを交代しながら続けてきた。
サブスク解禁は、初めてになる。中原さんは、サブスクについて、これまでは「CDを開けて歌詞カードを見る楽しみもなく、使い捨てのようにされる感覚があったから、否定的だった」と振り返る。
だが、手軽に聞ける魅力や新型コロナウイルスの影響で、外出自粛が続いていることから「自分たちが自信を持っているものを手広く聞いてもらえるように」と解禁を決めた。
長く音楽を続ける中で、活動をやめる人や引っ越してしまう音楽仲間もあった。収録曲の「10(テン)カラットメモリーズ」は、そうした中でも自分たちは、変わらずに苫小牧からどこにでも音楽を届ける―とのメッセージを込めた。
バンドの作曲は大道さん、作詞は中原さん、編曲は全員で行っている。大道さんは2曲目に入る「アンリアルワールド」の「イントロとソロのギターが特に格好良い」と手応え。木村さんは「歌詞が情熱的。(動画共有サービスの)ユーチューブで公開しているミュージックビデオの映像ともマッチしている」とさまざまな楽しみ方を期待する。
アニさんは「苫小牧で生まれ育ったメンバーが、ここで作った曲を全国的に聞いてもらえることは面白い」と話す。バンド名は、目に見えないを意味する英語に由来。形なき人の心に苫小牧から歌で訴え掛けていく。
















