苫小牧沿岸のカレイ刺し網漁は、おおむね好調に推移している。クロガレイの水揚げは3月末時点で前年同期比1・9倍で、これから旬のマガレイも好漁の気配。ソウハチが振るわず、主力カレイ類の総漁獲量は前年並みだが、金額は前年同期比で約1・2倍となっている。
苫小牧沿岸のカレイ刺し網漁は冬場、高級魚のババガレイが主役で春に向けてクロガレイ、マガレイの水揚げが増え始める。
今年は漁船44隻が操業許可を得ているが、2月からニシンの刺し網漁も並行するなど出漁の判断はそれぞれ。魚群の到来などを見極め、網を入れるか決めているという。
苫小牧漁業協同組合のまとめによると、1~3月の漁獲量は、今が旬のクロガレイが前年同期比86%増の24・5トン。5月ごろが旬のマガレイは3・3倍の5・5トン、ババガレイは3・2倍の21・9トンだった。
一方、ソウハチ漁は振るわず、80%減の7・6トン。このため、主力カレイ類の総漁獲量は0・3%増の65・5トンにとどまった。
平均単価はソウハチが最も低く、クロガレイ、マガレイ、ババガレイの順に高くなるため、金額はカレイ類の合計で21%増の約2280万円となっている。
苫小牧漁協は「3、4月はクロガレイ、5、6月はマガレイがカレイ漁の主役。新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の減少などで消費が落ち込み、取引価格の下落も懸念される中、春の浜を彩るカレイの水揚げに期待している。
















