発足以来、毎月1作品読み込み 通算500冊目に到達 苫小牧・はまなす読書会

発足以来、毎月1作品読み込み 通算500冊目に到達 苫小牧・はまなす読書会
読後の感想を述べ合う会員たち

 月1回ペースで苫小牧市立中央図書館に集まり、一つの文学作品をテーマに感想を述べ合う文学サークル「はまなす読書会」(木浪昇代表)が10日、通算500冊目を数えた。この日は大沢在昌のハードボイルド小説「無間人形 新宿鮫4」(1993年)の読後感を述べ合い、作品への理解を深めた。

 同会は、集まった人から取り上げたい作品の希望を募り、道立図書館(江別市)から同じ本を複数冊借りて次回の会合までに読み込む形式。毎月第2金曜日午前10時ごろから2時間ほど、作者の思いや作風に迫ったり、描写や表現の妙などについて感想を語り合ってきた。

 設立は77年4月で婦人サークルとして女性18人で発足。現在会員は70~90代の市民8人だが、欠かさず開催し、取り上げた書籍が500冊に達した。創立メンバーの1人で最古参の中原順子さん(87)は「一人で読むなら手に取らないだろう本を読むこともある。知らなかった世界を知り、視界が広がる」と魅力を語る。ここ数年、本選びを担当している山上正一さん(74)も「意外な視点の感想も聞くことができて新鮮」と話す。

 木浪代表(71)は「先輩方の活動の積み重ねが大きな節目を作ってくれた」と感謝し、「今後も元気な限り続けたい」と意欲を見せた。入会希望者を募っており、問い合わせは木浪さん 電話0144(72)0178。

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