苫小牧保健所がまとめた新型コロナウイルス感染症に関する電話相談件数は今月3日時点で2145件となった。発熱などの症状に関する問い合わせは一般住民1310件、医療機関76件など。ウイルス感染の疑いがあり、感染症指定医療機関(指定医療機関)の受診につなげたのは医療機関72件、一般住民41件などとなっている。ピークは2月25日の146件で3月中旬から4月初めは1日当たり50~60件で推移したが「最近は再び増えている」とし、感染予防策の徹底を呼び掛けている。
同保健所の電話相談は国内初の感染者が確認された4日後の1月20日から開始。当初は1日当たり10件前後で推移していたが、市内で2月22、23日にそれぞれ2人の感染が判明し、日曜と祝日明けの25日が146件に急増した。その後も管内で確認されるたびに増えていたが、3月16日以降は新たな感染者がなく1日30~60件前後、4月初旬も同50~60件と落ち着いたペースが続いた。
相談者の内訳を見ると、最も多いのは一般住民で全体の78・7%を占める1688件。次いで医療機関192件(9%)、その他公的機関等127件(5・9%)などと続く。
内容別では、発熱などの症状がある「有症者対応」が1440件、「予防方法」119件、「治療・検査方法」62件など。また、発熱などの症状からウイルス感染の疑いがあり、保健所側が指定医療機関の受診調整をした「疑似症例」は医療機関72件、一般住民41件、その他公的機関等21件だった。
今月4日以降の動向は明らかにしていないが、政府が3月8日に7都府県へ緊急事態宣言を発令したほか、11日以降に道内で”第2波”とみられる二桁台の感染確認、13日に道と札幌市が緊急共同宣言を発表したことなどによる不安の高まりで、「最近は再び増加している」と話す。
同保健所は所内の5回線で電話相談に対応。最近は新年度で人の移動が多く感染の広がりを懸念したり、事業所で確認された場合の対応を聞いたりする内容も多いという。現在は感染拡大を抑える重要な時期とし、「不要不急の外出を控え、うがい、手洗いの励行と『3密』(密閉・密集・密室)を避ける行動に協力を」と呼び掛けている。
















